History 歴史

東京駒沢で誕生

東京ゴルフ倶楽部は、大正2年(1913年)、井上準之助、樺山愛輔らニューヨークやロンドンなどでゴルフになじんだ当時の各界指導者によって設立された日本で初めての日本人の手によるゴルフ倶楽部です。

最初のコースは東京の駒沢(現在の駒沢オリンピック公園)で、摂政宮時代の昭和天皇が英国の皇太子、プリンス・オブ・ウェールズ殿下との親善ゴルフを楽しまれたことで知られ、当倶楽部では今も摂政杯、プリンス・オブ・ウェールズ杯競技が存続しています。

朝霞から狭山へ

しかし、しのびよる戦火の中、この朝霞コースは、陸軍省に陸軍予科士官学校用地として買い上げられることになり、日米開戦前年の昭和15年(1940年)、朝霞コースはわずか8年間で姿を消すことになります。

同年、現在地の埼玉県狭山でほぼ建設を終えていた秩父カントリー倶楽部と合併、2度目の移転を果たします。メンバーの一人であった大谷光明氏が設計に当たりました。戦時下の厳しい状況のもとでも、ゴルフクラブを風呂敷に包んで自転車で通った熱心なメンバーもいました。日本の敗戦後は、占領軍に接収される更なる困難にさらされました。

第29回「日本オープン」開催

廣野ゴルフ倶楽部と姉妹倶楽部締結

高麗芝をベント芝に改造(ペンクロスグリーン)

倶楽部創立75周年記念の宴を開催

第53回　日本オープン開催

第66回日本オープン開催

史料室開設、
第1回史料展示「日本のゴルフのルーツを求めて」

ギル・ハンス氏に改造設計を依頼、改造工事に着手

新グリーンを「朝霞グリーン」「知々夫グリーン」に改称

東京ゴルフ倶楽部100年史刊行

第2次コース改造・クラブハウス改修　グランドオープン